PCのWindowsログイン時にドメイン認証を利用されている企業が多いと思います。
私の職場のPCもドメインでログインをしています。
PCのメンテナンスで個人のドメインユーザーでログインし、作成されたプロファイルを消し方を間違えて困ったので対応方法を紹介します。
ドメインプロファイルの正しい削除方法
まず初めに正しい削除方法から。管理者権限ユーザーでPCにログインした状態で行います。
- スタートメニュー–設定–システム–システムの詳細情報をクリックしシステムのプロパティ画面を開きます。
- ユーザープロファイルの設定をクリックします。
このリストのユーザーをクリックして削除ボタンで完了です。
(参考)ドメインユーザーの場合はここに「ドメイン名\ユーザー名」の形式で表示されます。
ドメインプロファイルを誤って削除して起きたこと
正しい削除方法は非常にシンプルだったのですが良く調べずに思い込みで消してしまいました(反省)。
エクスプローラーからC:¥ユーザーフォルダを開きユーザー名のフォルダを消しました。その後にユーザープロファイルから削除したドメインユーザーでログインすると「アカウントにサインインできません」エラーが表示されてしまうようになりました。
PC再起動等を試しましたが解決せず、調べた結果、上に記載した正しい削除方法に辿り着きました。
しかし!②の手順のリストにユーザーが存在せずに消せない事態に陥りました。
ドメインプロフィルを誤って削除した時のリカバリー方法
実はこの対処は非常に簡単です。エクスプローラーからC:¥ユーザーフォルダを開きユーザー名のフォルダを作成するだけです。
フォルダは空フォルダで何もデータが存在しなくても大丈夫です。
この状態で正しい削除方法を行うと②のリストに誤ってプロファイルを削除したユーザーが表示されるので正常に削除ができるようになります。